胆嚢がんで使用する抗がん剤
これまで、胆嚢がんでは、抗がん剤の効果はあまり期待できませんでした。しかし、2006年に適応追加となった塩酸ゲムシタビン(商品名:ジェムザール)が使われるようになり、治療成績は以前より上がってきています。
塩酸ゲムシタビンによる治療は、手術が困難な進行がんに対して行なわれます。また手術後に再発予防効果を期待してこの治療が行われることもあります。
治療は「週1回の点滴を3週間継続し、その後1〜2週間休薬」を1コースとして繰り返します。これは、外来で受けることができます。